2010年10月31日日曜日

この「いじめ対策」はすごい!

森口朗公式ブログ さんより:


先日、あるいじめ関係のシンポジウムにパネラーとして参加しました。

その席上、長野県の中学校の先生が実践されている「いじめ対策」は、目から鱗が落ちる素晴らしいものだったので報告したいと思います。

それは、以下のような手順で行われます。


1 いじめの認知は、本人、親、友人の誰からの報告であっても

 「この事態を心配している人から報告があった」で統一する。

 ※ いじめ加害者やその親は「誰がそんなこと言った」と言いがちなので、

  教員側の対応を統一しておくことは極めて有効と思われます。

2 必ず、一人の教員ではなくチームで対応する。

 

 ※ チーム対応は教員の一番苦手とするところですが、是非克服してほしいところです。

3 複数の加害者(大抵そうです)と複数の教員が別部屋で1対1で対応する。

 ※ ここで、各加害者の発言に矛盾が生じます。

4 15分後に部屋に加害者を残して教員が集合し、情報交換・矛盾点の分析を行う。

5 3・4を繰り返し追求することで、加害者に「いじめの事実」を認定させる。

 ※ 3・4・5は明日からでも実行できるノウハウではないでしょうか。

   「加害者に吐かせる」必要のある仕事(刑事に限らず税金徴収員等々)ではよく使うテクニックです。

   (私も内容は言えませんが実践したことがあります)

6 事実を認めた加害者に対し「泣くまで」反省を迫る。

 ※ ここは教師の真骨頂です。

   中学生ともなると(特にいじめの加害者のような奴は)脅すだけでは、まず泣きません。

   そこで、刑事ドラマのカツどんに当たる要素が必要になるそうです。

   加害者ががんばってきたことの写真(部活動や体育祭・文化祭他)などを見せて、

   「なのにお前は、今、何をやってるんだ」みたいな感じで迫るらしいです。

7 いじめの事実を認め、「泣くまで」反省した加害者は、通常、被害者に謝りたくなるのですが、

 すぐに謝らせることはしない。

 ※ すぐに謝ると加害者が「すっきり」するからです。

8 少なくとも一週間の時間を置いて、加害者に謝ることを許す。

 ※ 被害者にとって、加害者から謝ってもらうことは大きな癒しになるという報告を別の会合で聞きました。

9 保護者を交えて、いじめの事実を報告する。

 ※ その際、加害者・被害者を実名で報告するのか否かは聞き漏らしました。

 講演者だったヤンキー先生こと義家氏も、よほど感激したのかシンポジウム修了後、その先生や私がいるパネリスト控え室に挨拶に来て、

「何かあったら何でも協力します」と言っていました。

 このような例が、蓄積されず、研究対象とならず、伝播していかず、「素晴らしい先生」の一実践の終わってしまうのが、教育界の最大の欠点です。

 そこを何とかしたいと痛切に思った一日でした。

2010年10月27日水曜日

Gacktの語学勉強法


“そういや以前ニコ動でガクトが言ってた語学勉強法が印象的だったな。

ガクトは日常会話程度なら数カ国語が使えるぐらい勉強してるらしいんだが、その勉強法が

「雑誌を眺めるように語学本を読む」

んだと。

1ページ目から細かく読むのは無理。
2ページ目に進む前に寝てしまう。
だから「これは雑誌だ」と思いこむ。
雑誌を1ページ目から順に細かく読む人はいない。

とにかくちょっとした暇さえあればペラペラとめくって読む。
その内「ここ前に読んだな」みたいな場面が増えてきて、
わかるようになってくる。

・・・って感じの勉強法らしい。 幼児の言語習得を考えれば理に適ってるかな。
一見遠回りに見えて案外近道かも。”


 

もし子供が「なんで勉強しなきゃいけないの?」と尋ねてきたら

“もし子供が「なんで勉強しなきゃいけないの?」と尋ねてきたら
私はこう教えてあげたいです。

「勉強すれば、勉強していない人達よりもずっと面白いことが出来るし、
楽しい人達と知り合う事が出来るからだよ」と。”


 

試験勉強本のまとめ

読書猿Classicさんより:



枝葉を払って要点を箇条書きにすれば、おおよそどれも次のようなことが書いてある。

1 過去問を最初に見ろ
 1-1 出るところ だけを勉強しろ
 1-2 問題集のように繰り返せ(後述)

2 問題集で勉強しろ
 2-1 参考書は読むな、使うな
  2-2 辞書(辞書的参考書を含む)は引くな→辞書の要らない問題集を使え
 2-3 ノートにまとめるな
 2-4 暗記カードなんかつく るな

3 問題集は繰り返せ
 3-1 最初は問題につづけて答えを見ろ
 3-2 答えを見た後は、何も見ずに解答を書け
  3-3 慣れてきたら少しは考えろ
 3-4 復習は問題を見て、すぐに答えが浮かぶか確かめろ
 3-5 どうしても頭に残らない問題は捨 てろ
 3-6 正解率9割を超えるまで繰り返せ

4 無駄なことはするな
 4-1 試験のレベルを超えたものに手を出すな
  4-2 自分のレベルを超えたものに手を出すな
 4-3 最初は自分で問題を解くな”




 

大切なこと

スキンシップ

目を合わせる


(随時追記します)

王貞治のことば

努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない

 

環境が良ければいいと言うわけではない


ナスの例ですが、

ナスはあまりに環境のいいところで育てると
実をつけなくなってしまうんです。

それを「ボケナス」といいます。

 

能力に差はない

子供の能力に差があるといっても、
アリとゾウほどは違わないでしょう。

同じ人間なのだから、差があるといっても
たかがしれている。
 
 

子供が嘘をついたら

Nacky - Snowland.net より:


子供が何かしでかす

親は頭ごなしに怒らないで何が起こったのか話させる

話に矛盾があっても受け入れ,むしろホメる

そのうち矛盾が露呈する

子供は自分がやったことで自ら首を絞めていることに気づいて反省する





まぁ,ある程度言語コミュニケーションがとれるようになってからの話とは思いますが.
その通り受け入れてみたら最後に自白してちょっと愉快だった!


ペットのように「やったらすぐ叱る」からこの段階への切り替えの時期の見極めが育てるという事の基本だね。いじめ対処も段階で言葉かけが変わる。

 

塚本幸一(ワコール創業者)の言葉

この世に難関などない。
難関というのはあくまでも本人の主観の問題なのである。
難関だと思っている自分があるだけである。

たくさんのことを覚えるよりも



ゲームプログラマーという職業はもうありません。 という記事から:
http://d.hatena.ne.jp/teruyastar/20100806/1281120255

セガの平山尚さん曰わく、>>
たくさんのことを覚えるよりも、
やり方を自分で考える経験をたくさん積む方が大切です。


「これが必要だからこれをまず勉強しないと」という考え方は、
挫折を招きやすく、もともとの目標を忘れさせます。

人間は必要性が納得できないと本当の意味で勉強することはできません。

むしろ「どこまで勉強せずにゲームを作れるか」と逆に考えた方がいいと思います。



必要性が大事と言うことですね。

 

ケアレスミス対策


ケアレスミス対策でいい記事があったので引用。

得点率を上げるスコアメーキング その2[中学受験合格言コラム] 森上展安
受験生は何かしら「ケアレスミス」をして失点していると思うが、よく観察すると同じ受験生が同じ種類の「ケアレスミス」をすることが多い。つまり、習慣で「ケアレスミス」をするので、習慣を改めれば少なくなるのだ。そのミスをなくすことでどれだけ失点を防げ、結果として得点率が上がるか、実際にお子さんに過去問演習をさせてみてほしい。入試本番では受験生のほとんどが合否のボーダー上にいて、1点2点を争っていることを考えると、「ケアレスミス」を一つ減らすことで合格に一歩近付ける。

「ケアレスミス」は、受験生の性格や習慣に起因する場合も多い。「ケアレスミス」を少なくするためには、受験生本人に「ケアレスミス」を減らそうとする意識が必要だ。模試で親がいくら言っても「ケアレスミス」が直らなかったが、過去問演習で「ケアレスミスがなければ、志望校の合格ライン以上の得点ができたのに……」と受験生本人が感じ、その時から意識が変わった、ということも多い。

まずは、本人に「ケアレスミス」を減らす意識を持たせることだが、次は、本人が「ケアレスミス」を減らすための対策を十分に理解することだ。
「ケアレスミス」の種類は、

(1)計算間違い
(2)転記ミス
(3)設問読み違い
(4)記述解答ミス


がある。

(1)「計算間違い」の対策としては、計算は縦横数字を並べて、早くきれいに書く。暗算でミスをする場合は、なるべく筆算で。計算用紙は、他の問題の計算と重ならないようにきれいに使う。

(2)「転記ミス」の対策としては、計算用紙または解答用紙から「式または数値」を書き写す時は、鉛筆を持っていないほうの指先で「式または数値」を確認しながら書き写す。

(3)「設問読み違い」の対策は、全体の勘違いをする場合は、設問を少なくとも2回読む練習をするとよい。思い込みによる勘違いでは、「***でないものを二つ選べ」という設問で「***であるもの」を選んだり、「一つ」だけしか選ばなかったりすることが多い。ミスをしやすいところに自分で「***でないものを二つ選べ」のようにアンダーラインを引くとよい。

(4)「記述解答ミス」の対策は、1問終了ごとに自分がミスをしやすい事項を確認しながら回答していく癖をつける。句読点の入れ忘れや誤字脱字は減点の対象になる。試験中は焦ってしまい、ミスを起こしやすい。


暗記問題は、覚えていれば即回答できる。しかし、算数の文章題や図形問題は受験生の思考力を問う問題で、試験時間は限られており、問題を見たとたんに少なくとも解法が浮かばなければ、時間切れで失点してしまう。

算数などで、その単元を学習している時は解けるが、模試等のテストで他の単元に混ざって出題されると解法が思い浮かばなくなる場合は、「ランダム(分野融合)問題の慣れ」で対処する。具体的な対処方法としては、問題を見たとたんに解法が浮かべられるよう、解けなかった過去問だけを集め、繰り返し解法を浮かべる練習をするとよい。

http://sankei.jp.msn.com/life/education/091127/edc0911270208001-n1.htm

(提供:Benesse教育情報サイト)