2010年12月25日土曜日

読書でIQを上げる方法

http://unou-tore.livedoor.biz/archives/960173.html より

・ジャンルを設定せずに本を読む

・本を多読する(一日に3~4冊)( ← 速読がいいですね)

・「内容に対して常に反論を考えながら読む」 (← いまの教育はこれが弱い)
  =「正しいか、正しくないか」を判断しながら読む
  = もし「正しくない」と思ったら、それに対する自分なりの反論を (別に正しくなくても良い)
  = 但し、決して「否定ありき」で読むのではない


 

2010年12月12日日曜日

ある塾講師が言っていたこと。



「成績上位の生徒のでは、食事中にバラエティ番組をみない
これは半年に一回の面談で必ず親に確認してるから間違いない。
この時間にちゃんと会話をしてる。
コミュニケーションを大事にしてるってことだ。」


 

2010年12月11日土曜日

「1日30分」を続けなさい!



「1日30分」を続けなさい! ─ 古市幸雄氏著
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4838717776


『比較的短期間に何かを実現するためには、一点に時間や労力を集中することが絶対不可欠』(P. 175)
『それがイヤなら目標達成はあきらめるしかありません』(P. 175)

『「一日の勉強量にしては少ないかな」というくらいの勉強に抑え、これをほぼ毎日続けるのがコツです』(P. 118)
『自分に精神的かつ肉体的に負担がかからない程度で、コツコツ毎日勉強を続ける方が、結果的に勉強の蓄積量が増える』(P. 119)

『達成不可能な目標は存在しません。目標の設定に無理があっただけです』(P. 160)
目標をまずは決めて、絶対にそれを達成するのだと誓ってください。




気が向いたときに気が向いた教科を飽きるまでやる。この勉強スタイルはムラとムダを作りがちです。

人によって向き不向きがあると思いますが、この本のようなやり方もいいでしょう。
とくに受験教科が多くて、とにかくあせって手が付けられないときに有効な考え方です。

また、女子生徒はこういうコツコツ型が向いている傾向があります。



  

             

2010年12月10日金曜日

特別な存在ではない




槇原敬之の「世界でひとつの花」の歌詞を信じてはいけない。
特別な存在ではないんだし、
平凡なありふれたものなんだ。
それでいいんだ。

子供達には、うす甘い夢を持たせるよりも
「おまえらは未開のジャガイモだ」
最初にはっきり伝えるほうがいい。
だから鍛錬しろと。

牧原は歌う。
「No1に ならなくていい。そのままで特別なオンリーワン」
そんなのは幻想だ。悪影響。

そういうオンリーワンなら、全員オンリーワンだ。
そう言う幻想を信じている奴が、敗者・被搾取の側になるのだ。



『No1になろう。何でもいいから、あなた自身のありかたで』
それが私から子供達へのメッセージです。

そういえば小泉進次郎がTVで言っていた。
「ほどほどの努力では、ほどほどの幸せもつかめない」と。

高度成長ではない、こういう時代を子供たちは生きるのである。



 

2010年12月1日水曜日

モチベーションについて



私も「努力は善」という考えに疑問をもっています。
努力すれば成功するという考えから、
真のモチベーション・やる気は起こらない。

未来志向よりも現在志向、そして何より現実志向であるべき。

数学だって、大学進学のためとか、医者になるためとかじゃなくて、
解くこと自体に楽しみを見つけるというスタイルじゃないと続かない。
実際、受験で勝つ人たちは、まわりからは「がんばった」人とされてしまうけど、案外本人は楽しんでいるんじゃないか。

英語だって、具体的なコミュニケーションとか、本が読めるとか、洋楽が分かるとか、そういうのが一番長続きする。



このサイトがおもしろい。
http://anond.hatelabo.jp/20101123002445
趣旨:

■1.
足りないのは時間ではなくて頭。
悩む時間がもったいない。


■2.
努力なんかしても無駄だ。
生まれてきた時点でキミの奇跡は終わりで、
特別な存在ではないんだよ。
「配られたカードで勝負しよう」


■3.
理想も夢も目標も
常にストレスを生み出す心の負債だ。
幸せになるために最もいらないもの。
昨日の目標は明日のマンネリだよ。

「運がいい」ことこそが全てなんだ
スポーツの世界と同じく
お金を稼ぐということでも、
努力すればプロになれるわけではない。


■4.
今を犠牲にしないこと


■5.
世界平和って「世界中の人々が一斉に不幸になること」


■6.
キミが勝てない相手はキミがいるから勝ってるんだよ
キミも今の場所にいるのは誰かに勝っているからだよ
誰かしらがどこかしらで泣いているんだ
キミも誰かの犠牲の上に立ってそこにいるんだから
キミも誰かの犠牲になることを嫌がったらだめじゃないかな


■7.
キミの見ている世界は多分
キミが思っているよりも残酷で
そこで生き延びるにはコツがいる


■8.
「夢を語る」よりも
まずは今を分析することが
キミがすべきこと



まさにその通りである。
余計な方向付けを周りがする必要はない。

子供が、「配られたカードで勝負しよう」と、
自分自身をありのままで追求し、磨くとき、
そのとき「運」はついてくる。
必要なら、勝手に勉強する。



まとめ:
大人や先生は脇役で、経験不足を補うだけで良くて、
あとダレていたら叱咤激励するぐらい。
ああしろとかこうやれとか価値観を押しつけてはいけない。
子供へは、「問いかけ」をメインにする感じだ。
 

  

2010年11月24日水曜日

夢を持たせると言うこと




アメーバ社長の藤田さんの言葉。
http://twitter.com/#!/susumu_fujita/status/7300138628288512


子供たちと、夢について話したい。
具体的にあげることでイメージがわいて、
モチベーションにつながるかも。

親や教師からの、押しつけではなく。
彼らの言葉を聞きたいものだ。

 

2010年11月15日月曜日

環境を変えること

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=208407 より

本校では、目標を持たせるのではなく、
結果としてそれが目標につながるような機会、
好きなことや、やりたいことに出会えるような
「体験の場」を多く設けています。


第1回目でお話ししたように、
「人は変えられない。環境を変えることで気持ちが変わる」
と考えているからです。


 

才能とは

才能ある人って、中学あたりでもう才能がある。
あとはそれに磨きをかける課程があるばかりでね。

年取ってから開花する才能というのも、まあないではないけれども、
たいていは最初からあるのに、
それに気がついてないだけなんですよね。

おそらくそういう人は中学くらいでそれやらせても、
うまいはずですよ。


たけくまメモ : 独学に勝る勉強はない(1)より

能力に差はないけど、やはり才能には天賦というものがあるのですね。
 
 
 

2010年11月8日月曜日

勉強は、本来は本能。



勉強はひとつの本能ではないでしょうか。
知りたいという欲求。

「生きるという事は学ぶという事だから」ですね。

「でも学校の勉強はつまんないよ」

「そりゃ勉強がつまらないんじゃなくて、
 やらされてるからイヤになるんだろ。
 自分の興味でやっていったら、
 あれは面白いもんだぞ」

 

2010年11月5日金曜日

2010年11月3日水曜日

なぜ勉強するの?


大人になって悪い人に騙されないように
皆、勉強するんだよ。

と言うのは
いかがでしょう?

自由というのは怖いもので
頭のヨイ人が自由を利用して
やりたい放題なのが今の日本。

だから、勉強ができて頭が
ヨイとやりたい放題しなくても
少なくとも悪い人にだまされることは
ない。

ドラゴン桜の「だまされないため」に近い回答ですが。

>「知るか」「知らないか」
>たったこれだけの違いで有利か不利かの差が出るんだ。
>今回はたまたま幸運にも知ることができた
>もしこのラッキーがなかったらその場合のこと考えてみろ。
>つまり・・・
>「知らない」ということは実に恐ろしいことなんだ。



 

2010年11月1日月曜日

学校の勉強は役に立つか?

177 名前: サバフグ(catv?)[sage] 投稿日:2010/06/19(土) 08:06:29.48 ID:O7iNMnMh

勉強なんて何の役にも立たないと言った生徒は今までたくさんいたが、世の中うまくしたもんで、そういう生徒は全てその後、勉強したことが何ら役に立たない仕事についた。

中学の数学の先生がそう言ってたな。

180 名前: スミレヤッコ(コネチカット州)[] 投稿日:2010/06/19(土) 08:36:07.19 ID:o5rsSACy
≫177
いい先生だな、すごく納得した


 

2010年10月31日日曜日

この「いじめ対策」はすごい!

森口朗公式ブログ さんより:


先日、あるいじめ関係のシンポジウムにパネラーとして参加しました。

その席上、長野県の中学校の先生が実践されている「いじめ対策」は、目から鱗が落ちる素晴らしいものだったので報告したいと思います。

それは、以下のような手順で行われます。


1 いじめの認知は、本人、親、友人の誰からの報告であっても

 「この事態を心配している人から報告があった」で統一する。

 ※ いじめ加害者やその親は「誰がそんなこと言った」と言いがちなので、

  教員側の対応を統一しておくことは極めて有効と思われます。

2 必ず、一人の教員ではなくチームで対応する。

 

 ※ チーム対応は教員の一番苦手とするところですが、是非克服してほしいところです。

3 複数の加害者(大抵そうです)と複数の教員が別部屋で1対1で対応する。

 ※ ここで、各加害者の発言に矛盾が生じます。

4 15分後に部屋に加害者を残して教員が集合し、情報交換・矛盾点の分析を行う。

5 3・4を繰り返し追求することで、加害者に「いじめの事実」を認定させる。

 ※ 3・4・5は明日からでも実行できるノウハウではないでしょうか。

   「加害者に吐かせる」必要のある仕事(刑事に限らず税金徴収員等々)ではよく使うテクニックです。

   (私も内容は言えませんが実践したことがあります)

6 事実を認めた加害者に対し「泣くまで」反省を迫る。

 ※ ここは教師の真骨頂です。

   中学生ともなると(特にいじめの加害者のような奴は)脅すだけでは、まず泣きません。

   そこで、刑事ドラマのカツどんに当たる要素が必要になるそうです。

   加害者ががんばってきたことの写真(部活動や体育祭・文化祭他)などを見せて、

   「なのにお前は、今、何をやってるんだ」みたいな感じで迫るらしいです。

7 いじめの事実を認め、「泣くまで」反省した加害者は、通常、被害者に謝りたくなるのですが、

 すぐに謝らせることはしない。

 ※ すぐに謝ると加害者が「すっきり」するからです。

8 少なくとも一週間の時間を置いて、加害者に謝ることを許す。

 ※ 被害者にとって、加害者から謝ってもらうことは大きな癒しになるという報告を別の会合で聞きました。

9 保護者を交えて、いじめの事実を報告する。

 ※ その際、加害者・被害者を実名で報告するのか否かは聞き漏らしました。

 講演者だったヤンキー先生こと義家氏も、よほど感激したのかシンポジウム修了後、その先生や私がいるパネリスト控え室に挨拶に来て、

「何かあったら何でも協力します」と言っていました。

 このような例が、蓄積されず、研究対象とならず、伝播していかず、「素晴らしい先生」の一実践の終わってしまうのが、教育界の最大の欠点です。

 そこを何とかしたいと痛切に思った一日でした。

2010年10月27日水曜日

Gacktの語学勉強法


“そういや以前ニコ動でガクトが言ってた語学勉強法が印象的だったな。

ガクトは日常会話程度なら数カ国語が使えるぐらい勉強してるらしいんだが、その勉強法が

「雑誌を眺めるように語学本を読む」

んだと。

1ページ目から細かく読むのは無理。
2ページ目に進む前に寝てしまう。
だから「これは雑誌だ」と思いこむ。
雑誌を1ページ目から順に細かく読む人はいない。

とにかくちょっとした暇さえあればペラペラとめくって読む。
その内「ここ前に読んだな」みたいな場面が増えてきて、
わかるようになってくる。

・・・って感じの勉強法らしい。 幼児の言語習得を考えれば理に適ってるかな。
一見遠回りに見えて案外近道かも。”


 

もし子供が「なんで勉強しなきゃいけないの?」と尋ねてきたら

“もし子供が「なんで勉強しなきゃいけないの?」と尋ねてきたら
私はこう教えてあげたいです。

「勉強すれば、勉強していない人達よりもずっと面白いことが出来るし、
楽しい人達と知り合う事が出来るからだよ」と。”


 

試験勉強本のまとめ

読書猿Classicさんより:



枝葉を払って要点を箇条書きにすれば、おおよそどれも次のようなことが書いてある。

1 過去問を最初に見ろ
 1-1 出るところ だけを勉強しろ
 1-2 問題集のように繰り返せ(後述)

2 問題集で勉強しろ
 2-1 参考書は読むな、使うな
  2-2 辞書(辞書的参考書を含む)は引くな→辞書の要らない問題集を使え
 2-3 ノートにまとめるな
 2-4 暗記カードなんかつく るな

3 問題集は繰り返せ
 3-1 最初は問題につづけて答えを見ろ
 3-2 答えを見た後は、何も見ずに解答を書け
  3-3 慣れてきたら少しは考えろ
 3-4 復習は問題を見て、すぐに答えが浮かぶか確かめろ
 3-5 どうしても頭に残らない問題は捨 てろ
 3-6 正解率9割を超えるまで繰り返せ

4 無駄なことはするな
 4-1 試験のレベルを超えたものに手を出すな
  4-2 自分のレベルを超えたものに手を出すな
 4-3 最初は自分で問題を解くな”




 

大切なこと

スキンシップ

目を合わせる


(随時追記します)

王貞治のことば

努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない

 

環境が良ければいいと言うわけではない


ナスの例ですが、

ナスはあまりに環境のいいところで育てると
実をつけなくなってしまうんです。

それを「ボケナス」といいます。

 

能力に差はない

子供の能力に差があるといっても、
アリとゾウほどは違わないでしょう。

同じ人間なのだから、差があるといっても
たかがしれている。
 
 

子供が嘘をついたら

Nacky - Snowland.net より:


子供が何かしでかす

親は頭ごなしに怒らないで何が起こったのか話させる

話に矛盾があっても受け入れ,むしろホメる

そのうち矛盾が露呈する

子供は自分がやったことで自ら首を絞めていることに気づいて反省する





まぁ,ある程度言語コミュニケーションがとれるようになってからの話とは思いますが.
その通り受け入れてみたら最後に自白してちょっと愉快だった!


ペットのように「やったらすぐ叱る」からこの段階への切り替えの時期の見極めが育てるという事の基本だね。いじめ対処も段階で言葉かけが変わる。

 

塚本幸一(ワコール創業者)の言葉

この世に難関などない。
難関というのはあくまでも本人の主観の問題なのである。
難関だと思っている自分があるだけである。

たくさんのことを覚えるよりも



ゲームプログラマーという職業はもうありません。 という記事から:
http://d.hatena.ne.jp/teruyastar/20100806/1281120255

セガの平山尚さん曰わく、>>
たくさんのことを覚えるよりも、
やり方を自分で考える経験をたくさん積む方が大切です。


「これが必要だからこれをまず勉強しないと」という考え方は、
挫折を招きやすく、もともとの目標を忘れさせます。

人間は必要性が納得できないと本当の意味で勉強することはできません。

むしろ「どこまで勉強せずにゲームを作れるか」と逆に考えた方がいいと思います。



必要性が大事と言うことですね。

 

ケアレスミス対策


ケアレスミス対策でいい記事があったので引用。

得点率を上げるスコアメーキング その2[中学受験合格言コラム] 森上展安
受験生は何かしら「ケアレスミス」をして失点していると思うが、よく観察すると同じ受験生が同じ種類の「ケアレスミス」をすることが多い。つまり、習慣で「ケアレスミス」をするので、習慣を改めれば少なくなるのだ。そのミスをなくすことでどれだけ失点を防げ、結果として得点率が上がるか、実際にお子さんに過去問演習をさせてみてほしい。入試本番では受験生のほとんどが合否のボーダー上にいて、1点2点を争っていることを考えると、「ケアレスミス」を一つ減らすことで合格に一歩近付ける。

「ケアレスミス」は、受験生の性格や習慣に起因する場合も多い。「ケアレスミス」を少なくするためには、受験生本人に「ケアレスミス」を減らそうとする意識が必要だ。模試で親がいくら言っても「ケアレスミス」が直らなかったが、過去問演習で「ケアレスミスがなければ、志望校の合格ライン以上の得点ができたのに……」と受験生本人が感じ、その時から意識が変わった、ということも多い。

まずは、本人に「ケアレスミス」を減らす意識を持たせることだが、次は、本人が「ケアレスミス」を減らすための対策を十分に理解することだ。
「ケアレスミス」の種類は、

(1)計算間違い
(2)転記ミス
(3)設問読み違い
(4)記述解答ミス


がある。

(1)「計算間違い」の対策としては、計算は縦横数字を並べて、早くきれいに書く。暗算でミスをする場合は、なるべく筆算で。計算用紙は、他の問題の計算と重ならないようにきれいに使う。

(2)「転記ミス」の対策としては、計算用紙または解答用紙から「式または数値」を書き写す時は、鉛筆を持っていないほうの指先で「式または数値」を確認しながら書き写す。

(3)「設問読み違い」の対策は、全体の勘違いをする場合は、設問を少なくとも2回読む練習をするとよい。思い込みによる勘違いでは、「***でないものを二つ選べ」という設問で「***であるもの」を選んだり、「一つ」だけしか選ばなかったりすることが多い。ミスをしやすいところに自分で「***でないものを二つ選べ」のようにアンダーラインを引くとよい。

(4)「記述解答ミス」の対策は、1問終了ごとに自分がミスをしやすい事項を確認しながら回答していく癖をつける。句読点の入れ忘れや誤字脱字は減点の対象になる。試験中は焦ってしまい、ミスを起こしやすい。


暗記問題は、覚えていれば即回答できる。しかし、算数の文章題や図形問題は受験生の思考力を問う問題で、試験時間は限られており、問題を見たとたんに少なくとも解法が浮かばなければ、時間切れで失点してしまう。

算数などで、その単元を学習している時は解けるが、模試等のテストで他の単元に混ざって出題されると解法が思い浮かばなくなる場合は、「ランダム(分野融合)問題の慣れ」で対処する。具体的な対処方法としては、問題を見たとたんに解法が浮かべられるよう、解けなかった過去問だけを集め、繰り返し解法を浮かべる練習をするとよい。

http://sankei.jp.msn.com/life/education/091127/edc0911270208001-n1.htm

(提供:Benesse教育情報サイト)

2010年9月1日水曜日

抽象度を上げていく訓練

http://media.dr-sugahara.net/edgetalk/tomabechi/03.html より

■抽象度を上げていく訓練....。
つまり、人のことを考えられる人間になる。
自分自身の物理空間の幸せとか、
「教育に勝つ」みたいな競争原理の中で社会に出て、
お金儲けができるいい会社に入るという視野しかないような
そういうお母さんが
すごく日本には多いわけですよね。

そういうものに引きずられていく
お父さんとお母さんの中で子供が育っていった結果として、
本当の恋愛をする方法もわからないような人が
増えているような気もするんですけど。



■苫米地:
"犬猫的"っていってね。
犬や猫でも、親は自分の子供がかわいい。
自分の子供かわいくて、
「自分の子供のためにこんだけ献身的なのよ。すごいでしょ?」って
思っていても、ちっともすごくない。
自分の子供がかわいいと思う感情は、
犬だって猫だってあります。
そこから、そろそろ脱却してもらわないと
人類滅亡しますよ。




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「ドリームキラー」は本能にまで埋め込まれた洗脳の結果
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この世代に対して、
「そんなことないよ。」「やりたいことは自己責任で何やってもいいよ」って
いうふうにもう一度社会が教えてあげる必要がある。



■菅原:
それを教えられる人が少ないんですよね。


■苫米地:
少ない。その前の世代は死んじゃってるか、
世代からずれちゃってるし、
逆にそれより後の世代は上司が団塊の世代だから、
競争社会でしょ。

そういう中の競争社会というのはどういうものかというと、
減点制度だよね。

何もしないで、減点されなければ生き残れる。

何かしてはみ出した瞬間に彗星撃ちでつぶされちゃうんだから。
とにかく何もしないで、安定的な状態だけを維持する。
それをはみ出したやつにはボロボロに言う。


要するにドリームキラーだよね。


「おまえにはそんなことできるわけない」で
潰すっていう。

そういう中心に彼らがいて、そして、
その子供達はそれが当たり前として育っちゃってるから、
なかなか指導してくれる人がいないのよ。



 

2010年8月1日日曜日

人は「考え方」を手に入れると頭のよくなる生き物である

“以前私は友人から
「娘が二つの大学に合格したのだがどちらにいれたらいいのだろう?」
と相談されました。


私が「どこの大学に受かったの?」と聞くと
「ハーバードとスタンフォード」という答えが返ってきました。
どちらも世界トップクラスの大学です。


それにしてもどのようにして合格させたのでしょうか?
私は気になって訪ねました。


友人は「特に何もしていない」とのこと。


ただ、彼は娘さんに
幼い頃からなんでも説明させてきたそうです。


それを聞いて私は納得しました。



子供は「赤信号でなぜ止まらないといけないか」などと
何気ない疑問をいだきます。

そこで「どうして止まらないといけないと思う?」
と説明させるのです。




もし子どもが「危ないから」と説明すると
そこで「なぜ危ないの?」と、さらに問いかけます。

そうやってどんどん説明させるのです。
仮に相手の答えが間違っていても構いません。
とにかく疑問を持ってどんどん説明させるのです。


最初は戸惑うでしょうが、
慣れてくると次第によどみなく答えるようになってくるはずです。”



 

2010年7月27日火曜日

中野祐太さんの受けた教育



親は英才教育をしたわけではないんだそうです。
外でも普通の子供と同じように、わんぱくに遊んでいたそうですしね^^

勉強よりも、人としての教育に熱心だったそうで、
「主体性」という言葉がテーマだったそうです。

決して赤ちゃん言葉で話さず
「主体性を持ちなさい」と繰り返し言われていたそうです。

番組で中野祐太 さんが、
「母に言われた印象的な言葉」を2つ挙げていたのですが、
これがまさに主体性を伴うために重要な言葉で、
非常に参考になる子育て法だと思ったので、
ここで紹介しようと思います。

『皆同じようにやっていたら、皆と同じようにしかならない 』

この言葉は、3歳の頃から繰り返し母親に言われてきたそうです。

「何で勉強しないといけないの?」 と母親に聞くと、
「主体的に生きるためよ」 と言われてきたそうです。


「皆と同じような時間の使い方をしていては、 皆と同じようにしかならないの。
夢を持った時、そこにたどり着くためには、
自分がやりたいことのために、自分で主体的に時間を使うことが必要だから、
その取捨選択が自分でできるようになるために、今勉強しておくのよ」  



出典:不明(ごめんなさい)
 

2010年6月27日日曜日

やる気のスイッチ



“人は「面白いな」、「楽しいな」という興味が沸いた瞬間に
「やる気スイッチ」「モチベーションスイッチ」が入ると思うのです。

いかに「楽しいな、面白いなという気づきを与えて、
やる気スイッチを押すまで」が、
大人の役割だと思うのです。


やる気スイッチが入った人は、勝手に勉強します。
自分で勉強する環境は、私たちの周りにもう既にたくさんあります。
インターネット、本、PODCAST,セミナー、周囲の先輩達、等々。

ホントに必要な教育は、やる気スイッチを入れるために、
「そのことの楽しさ、面白さ」に気づいて貰う教育だと思うのです。


楽しさ、面白さに気づいてもらうために、
「おもちゃ感覚」や「ゲーム感覚」「バラエティ感覚」を学習の中に取り入れて、
手を変え品を変え、「楽しさ」に気づいて貰うためのアプローチをしていく。
これが、大人(社会人)向けの教育だと思っています。

「おもちゃ感覚」がワクワク感を生み出し、好奇心を刺激し、
「自らもっと知りたい!」「もっと勉強したい!」という気持ちにさせていく。
そのことが更に「もっと上手い方法はないのか?」という
創意工夫を生み出していくことになる。  


 

2010年6月12日土曜日

教える時に気をつけること

印象的なものを抜粋:


■■すべてを教えないこと

教える側がすることは、
教わる側が理解できる入り口に立たせてあげることだけです。
自分で理解することこそが喜びに繋がり、
次のステップのエネルギー源になるのです。

先取りしてすべてを教えることは、そのエネルギーを奪うことに繋がります。
自分の目で見て、自分の足で歩いていると感じることが教える時に一番大切な事です。



■■的確に褒めること。教える=褒めることです。

いくら褒めても褒めすぎることはありません。
気をつけるのは卑屈になったり媚びたりして的外れな褒め方はしないことです。
教わる側は見抜いています。褒めるべきを褒めることです。



■■気持ちよく失敗させること バカにすれば教わる側は簡単に

「わかったふり」をし始めます。分かったふりほど教育の妨げになるものはありません。
安心して失敗させることが大切です。失敗しきれていない部分があることも多いので、内容だけではなく方法にも気を配り本当に疑問を解消できているかを確認することも重要です。



■■いつまでも教えないこと
教わる側がいつまでも教える側を必要とするのは健全ではありません。
教わる側が自分を必要としなくなるように教えることが大切です。
いつまでもいつまでも同じように教えを請わざるを得ないのは、教え方が誤っています。
教える側は常に、慕ってくれたり、必要とされるのがうれしい気持ちを乗り越える必要があります。



 

2010年6月2日水曜日

上手な褒め言葉 II

“ただ単に“頭がいい”と能力を褒めた場合と、
一生懸命努力したからだね”と
努力を褒めた場合に
大きな差が出ることが分かった。



努力を褒められた子どもは、
何かを学ぼうとする意欲が強くなり、
やりがいのある問題に取り組む。
たとえ失敗しても努力が足りないと考え、
さらに努力し、成功の可能性が高まるとのこと。


それに対して、
ただ、“頭がいい”“芸術の能力がある”“音楽の才能がある”と
特別な能力があると褒められた子どもは、
困難な状況を避けたがり、努力に欠け、
失敗した場合に、無力感に襲われるとのこと。” 


 

2010年6月1日火曜日

上手なほめ言葉

「上手なほめ言葉」は、
「すごいね。どうやったらそんなふうにできるようになったの?」
というものだった。

その方が言うには「よく頑張ったね」とか「上手だね」とか「素晴らしいね」というのは、
表面的なほめ言葉であって、ほめられた子供には強く響かないらしい。
親が自分の子供をほめる場合にはそれでもよいそうだが、
指導にあたっている人間が使うには稚拙なほめ言葉だそうだ。


授業実践の記録を掲載しているサイトも多いが、
それを見ると「いいね、いいね」とか「おっ、それは素晴らしいね」とか
「きれいだね」などを連発している授業例も多い。

たまに言われるのなら、言われた子供も嬉しいだろうが、
(セラピストの方の言葉だと)
あまり連発すると逆効果になることもあるそうだ。

「上手なほめ言葉」は、「すごいね。どうやったらそんなふうにできるようになったの?」ですね。


 

2010年5月5日水曜日

環境のはなし、格差社会と教育



4歳までに、専門職家庭の子どもなら自分に対して発せられた言葉を5000万語、聞く。
労働者家庭の子どもは3000万語、
福祉家庭の子どもは1200万語だった。

すでに3歳の時点で、専門職家庭の子どもは福祉家庭の両親よりも多くの語彙を持つ。

3歳の時点で、専門職家庭の子どもは肯定的な言葉を70万回かけられ、
否定的な言葉は8万回だった。
福祉家庭の子どもは肯定的な言葉が6万回、
否定的な言葉は12万回だった。


言葉で愛情を注ぎ、きちんと褒め、物事の理由を教え、説明する。
これを何百万回と繰り返すことで脳は成長し、心は開く。
こうした大切な経験を与えられなかった子供たちの可能性はひからびていく。

3歳児の到達度が9歳から10歳にかけての状況をきわめて正確に予言している。
いやあ、なるほど、なるほど、そうだろうなと、つくづく私は思います。

それでも、こんな数字をあげられると、思わずわが身も振り返ります。

階層を上昇できるかどうかは、当然ながら、お金のあるなしにかかっている。
10代のころに貧しいと、人生の展望は暗い。
貧しい10代を過ごした大人は、たとえ30代で貧困から抜け出しても、
中年になると貧困状態に戻っているリスクが高い。


今や、人の経済的将来を左右するのは、
能力ではなく、バックグラウンドである。


どんな能力の子どもでも、その子が学校にとどまり、
試験を受け、教育の梯子をあがっていくかどうかは、
親の社会階層と密接に関わっている。


イギリスについての本ですが、今の日本にとっても大いに参考になる本だと思いました。”


 

2010年4月1日木曜日

人間が変わる方法3つ

人間が変わる方法は3つしかない

1.時間の使い方を変える
2.住む場所を変える
3.付き合う人間を変える

この3つの要素でしか人間は変わらない
もっとも無意味なのは『決意を新たにする』こと
  

 
 

2010年3月1日月曜日

子供に言っちゃいけない言葉一覧

■この家庭は私の理想としていたものと全く違う!
(子は自分を無力と思う、あるいは自身を親の理想をかなえるための道具にすぎないと解釈)


■男(女)に向かって女(男)の子が欲しかった
(完全なる子の存在否定)


■子供との触れ合いを期待して学校で何があったか報告を要求する
(不幸な目にあってる子は親を心配かけまいと黙るか嘘をつくしかない)


■あの子は?
(親にとって子供は自分じゃないほうが良かった)


■世の中にはもっと辛い人がいる
(一番辛い人は一人しかいないのだからそれ以外の人は助けを求めるべきではない)


■何かを強請るわけでもないのに「金がない」を連呼
(自分のせいで家庭が危機に陥っている、自分はいないほうがマシ)


■友達をつくりなさい
(周りDQNばっか、一人が好きな子の個性を認めない、一人でいることは罪)


■暗いからもっと明るく振舞え
(嘘はいけないことと教えられたのに嘘を要求されている)”


 

2010年2月23日火曜日

企業が学歴を重視する理由



企業が必要としているのは、彼らの知識も履歴ではなく、
「勉強慣れしてるかどうか」という性格のほう。

つまり

●要点をすばやくみつけ
●効率的に覚え
●実践で生かす

というのが上手な奴を社員にしたい。
=学歴が高い奴から探したほうが効率的だ。
そういう事情なのだ。


小中高大でやってた「勉強」の正体。

●要点をすばやくみつけ 
●効率的に覚え 
●実践で生かす

これの練習なのだ。

だから、重要なのは勉強した内容じゃなくて
勉強の「手続き」のほうだったのだ。


・・・ということは、
偏差値よりも大切な、本当のポイントは「習慣」である。


出典/参考:企業が学歴を重視する、本当の理由 (via yellowblog)
http://anond.hatelabo.jp/20100920105544