http://unou-tore.livedoor.biz/archives/909110.html から
「色々な事象について、子供に自分で解釈させる」ということ。
これは、例えば、「赤信号ではなぜ止まらなきゃいけないんだろうね?」と
子供に問いかけてあげます。
すると子供は「車に轢かれちゃうから」と答えるかもしれないし、
「止まらないと怒られるから」と答えるかもしれない。
子供が出した答えが、正しかろうが、間違っていようが、関係なく、
子供が自分の頭を使い、自分なりの解釈をする練習になればよいのです。
大切なのは、「これはこういうものなんだよ」と教え込むことではなく、
「どうして、こうなっているんだろうね?」と問いかけて、
子供なりの解釈を説明させるということ。
このときの注意点は、子供の答えが間違っていたとしても、
親が「正解」を知識として教えてしまわないことです。
自分の頭で考えさせることが目的なのに、教えてしまっては意味がないばかりか、
逆効果になってしまうそうです。
もし、子供の答えが、一般的な常識と大きくかけ離れていたり、
社会的に問題のあるものだったりしても、ただちに「誤り」として正すのではなく、
更に問いを重ねて子供に考えさせる。
例えば、先ほどの問いに対して、
「赤信号で止まる理由なんかない」とか「わからない」と答えたのであれば、
「どうして、そう考えたの?」とか、「じゃあ、止まらないと、どうなるのかな?」と、
問いを重ねていく。
苫米地さんによると、
「物事を説明するためには、その事象を一度抽象化する必要がある」とのこと。
その意味から、「説明をさせる」という訓練は、
抽象思考を身に付けさせることになるのだそうです。
ちなみに、この、「説明をする」・「なぜ、そうなの?」という
思考をするくせをつける方法は、
大人が抽象思考を養うための訓練としても有効なのだそうです。
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