2011年1月5日水曜日

子供のIQを高める抽象度の高い思考教育

http://unou-tore.livedoor.biz/archives/909110.html から


「色々な事象について、子供に自分で解釈させる」ということ。

 これは、例えば、「赤信号ではなぜ止まらなきゃいけないんだろうね?」と
 子供に問いかけてあげます。

 すると子供は「車に轢かれちゃうから」と答えるかもしれないし、
 「止まらないと怒られるから」と答えるかもしれない。

 子供が出した答えが、正しかろうが、間違っていようが、関係なく、
 子供が自分の頭を使い、自分なりの解釈をする練習になればよいのです。

 大切なのは、「これはこういうものなんだよ」と教え込むことではなく、
 「どうして、こうなっているんだろうね?」と問いかけて、
 子供なりの解釈を説明させるということ。

 このときの注意点は、子供の答えが間違っていたとしても、
 親が「正解」を知識として教えてしまわないことです。

 自分の頭で考えさせることが目的なのに、教えてしまっては意味がないばかりか、
 逆効果になってしまうそうです。

 もし、子供の答えが、一般的な常識と大きくかけ離れていたり、
 社会的に問題のあるものだったりしても、ただちに「誤り」として正すのではなく、
 更に問いを重ねて子供に考えさせる。

 例えば、先ほどの問いに対して、
 「赤信号で止まる理由なんかない」とか「わからない」と答えたのであれば、
 「どうして、そう考えたの?」とか、「じゃあ、止まらないと、どうなるのかな?」と、
 問いを重ねていく。

 苫米地さんによると、
「物事を説明するためには、その事象を一度抽象化する必要がある」とのこと。

 その意味から、「説明をさせる」という訓練は、
 抽象思考を身に付けさせることになるのだそうです。

 ちなみに、この、「説明をする」・「なぜ、そうなの?」という
 思考をするくせをつける方法は、
 大人が抽象思考を養うための訓練としても有効なのだそうです。


 

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